都内の一人暮らし

一人暮らしの生活。生きていて思ったことを書いています

文章を投げる(13:17)

みんな何が楽しくて生きているのだろう。

歩くスピードが遅くなる。さっきまで雨が少しだけ降っていて今は空を見ると晴れ間もある。とても眠い。歩きながら目を瞑ったりする。

ここの家は前車庫がなかった気がする。いやいつも閉まっていたのかな。あの作業着のおじさんは車庫で何か作業しようとしているらしい。だけどタバコを吸って立っているだけだ。おじさんは何が楽しくて生きているのだろう。と思う。これは見下しているのではないかとふと思い、見下しているということを察されないように通りすぎる。

みんな何が楽しくて生きているのだろう。今日服を選んだがなんでも良いじゃないか。おじさんは作業着をどういう気持ちで選んだのだろうか。タバコを吸っているときは幸せだろうか。

後ろから人が来ている。私は歩行を早める気力がない。どうぞ追い越してくれ。家に帰ると服が臭い。部屋はどんな匂いがするのか自分ではわからない。でも友達が来たら多分臭いと思うだろう。どうにかしたい。

友達と遊ぶのは楽しい。

仕事をする。何が楽しいのだろう。なぜ生きているのだろう。どうして嫌なことをやらなければいけないのだろうか。暇な時は食べることしか考えていない。朝ごはんを食べ終わったらお菓子を食べていた。お昼は何を食べようと考えていた。近所を開拓したいから空腹でGoogleマップを見る。迷うのは疲れる。1時間も立った。なぜだろう。外に出たが、結局いつもの弁当屋で唐揚げ弁当を買った。

一体何が楽しいのだろう。

この些細日々を幸せと呼ぶのだろう。だが、虚無と向かい合わせだ。要は気持ち次第なのだ。少し嫌だなと思うと、そっちに引き込まれていくのだ。