人生に迷いすぎて休むことにした
休職してから同僚から体調大丈夫かとLINEがきた。
なんだか気分が落ち込んで、また涙が出た。そんな優しいことを言われると、職場はみんな優しいし、いい環境なのに、こんなになったのは自分が悪いのだと思って、涙が止まらなくなった。人間が向いていない。
頑張れば、仕事も続けられたかもしれないけど、続けたくなかったし、休みたかった。
だから自分の意思で、だんだん涙腺を故障させたり、やる気をなくしていったのではないか、とも思う。
続けたかったのに続けられなかった、というわけじゃない。
ただ今の仕事がだんだんやりたくなくなって、そしたら、続けられなくなっただけだ。
だから、これはただ甘えなのか、うつなのかなど知らない。
帰省中に、親に「休職しようかな?」と言ったら、「ふーん」と言われた。
もう少しなんか言われるのかと思ってた。多分休職がなにかわかってない。それか休職に対する考えが軽いのか?
でもそのくらい軽い感じで考えてもいいのかもとも思った。
休みたいと思ってから、約3ヶ月くらいずっと言い出さずにいた。その間に自分にいろいろと言い聞かせたりしてた。
「休職して普通に復帰している人もいるし、休職はきっとそんな重いものではない。
それに、もう仕事できない。仕事せずにお金もらうほうが申し訳ない。
心が何よりも大切と、佐久間さんの本にもそう書いてあったし。
休みが必要ということを認めよう。
こうやってひとりでメモに色々書いて、急にバイトを辞めたこともあったなあ。」
などいろいろな思考をずっと巡らせていた。
結局、またこうやって自分だけで色々考えてしまって、急に休職した。
今思えば上司の前で我慢せずに泣いても良かったのかもしれないし、やる気が出ないので休みますと言っていても良かったのかもとか思った。
選択がどうだったかなどはもう知らない。
20代ってそういう時期だからって、それだけでいいことにしてほしい。
虚無だから感情日記
最近、感情を失っているなと感じている。
心から笑うことがなくなった。楽しいと思うことがなくなった。
ずっと見ていたお笑いと映画を見なくなった。
友達と遊んでいてもなかなか笑えない。
何を食べてもおいしいと思わなくなった。
客観的に素敵な瞬間だと思うことはある。(夕陽に照らされている街や雲を見たときとか)
しかしそれも振り幅が小さい気がする。
どうしようかなと思ったから、今日の感情日記を書いてみる。
今日楽しかったことは、引っ越してきてから初めて近所のスーパーに行ったら、日用品や服のフロアもある広いスーパーだったこと。
これは楽しかったではなく、嬉しかった感情か。
楽しかったことは、今日はなかった。
今日嫌だったことは、明日仕事があるのが無理だなあって思っていること。
やっぱり思いついた。今日楽しかったことは、ポッドキャストで、上坂あゆ美さんの「私より先に丁寧に暮らすな」を聴き始めて、とても面白いこと。
これも楽しかったではなく、嬉しかったことか。でも、聴いているときは面白いと思っていて、楽しんで聴いているから、やっぱり今日あった楽しかったことは、ポッドキャストを聴いたことか。
東京にいる意味を考えてみた
地元に帰ってきて、やっぱり地元いいよなってなった。
26歳になり最近、地元に帰るか東京に残るか、迷うことが多いから、なんで東京にいるのか、整理してみた。
ちなみにコミュニティに所属しているからというのは置いておいて、暮らしという面だけを見ることにする。
東京のいいところ
・駅近にいろんなものがあって便利。
・喫茶店やいろんな国の料理の店があって楽しい。
・いろんな空気の街があって面白い。
・人が多いから、いい意味で人に興味がなく、何をしていても良い。
・1人で気軽にカフェに行ったりすることができる。
・お笑いや音楽などのイベントが色々あって楽しい。
・個性的な本屋や雑貨屋があって楽しい。
・選択肢がたくさんある。
地元のいいところ
・家が広い。
・自然がある。
・人が少ない。
・東京よりだいぶ涼しい。
・海がある。
結論としては結婚したら地元は強いけど、独身だったら東京は楽しいと思った。
でもやっぱり、人混みが嫌いだし、水族館に行ったり、海に行ったり、楽器を弾いたり、雑貨を買ったり、美味しいものを作ったり、部屋を可愛くしたり、カフェに行ったりして、暮らしたい私は地元の方がいいのかもしれないと思い始めた。
ついでに地元に帰ってくると自分の顔は普通だけど、東京にいるとき自分の顔はすごく疲れている気がした。
受付で呼ばれなくてかなしくなった
今日は転入届の手続きをしに役所に来た。
受付をしているとき、隣でおじさんが「1時間もかかるのか。まだか。いつ呼ばれるのか。」と、ちょっと怒ってて、受付の人もちょっと怒ってた。短気だなあと思った。
わたしも椅子に座って待っているけど、2時間くらいになっても呼ばれない。イライラしてきたし、いつになったら呼ばれるのか聞きたくなってきた。
1時間あれば終わると思って、昼休みに来たから、会社に中抜けしますとも言っていないし、午後のスケジュールもよく確認せずに来た。会議とかあったらどうしよう。
一旦帰ってもいいですかって言おうかな。でもそしたらいつ来れるんだ。平日しかやっていないならいつでも同じ事だ。
お腹も空いたし、トイレも2回目行きたいくらいだ。14時になっても呼ばれなかったらもう帰りたい。なんだか一緒に待っていた人もみんな入れ替わった気がした。私の番号飛ばされているんじゃないかと錯覚するほどだった。涙が出そうになる。
流石に目を瞑って眉間に皺を寄せてしまうし、受付の方を睨んでしまう。
でもさっきの切れているおじさんのようになりたくなくて、自分を押し殺して我慢して待ってしまった。
「715番の方いますか?」
「はい。」
「随分前に呼んだんですけど、どこか行かれてましたか?」
「行ってないです。トイレ行ってましたかね。」
どうやらもう呼ばれていたみたいだった。
随分前に呼んだんですけどって、じゃあトイレに行っていた時だろう。
それなら、1時間くらい無駄に待っていた。
流石にしんどすぎる。
流石に愛想良くできなかった。大声で喚き散らしたいくらいだった。
大丈夫ですと言うことも、怒ることもできずに、深呼吸だけした。
来てから2時間半経っているし、あのタイミングでトイレに行ったことも、再度呼んでくれなかったことも、呼ばれてないか確認しなかったことも、待たせてしまったと思われていそうなことも、気持ちを押し殺して我慢して待ったことも、すべて悔しくて泣きそう。
ラジオがあったら絶対に話す。話さなければやっていられない。
やけくそで窓口で暗証番号入力などをした。
再び待合に戻ってちょっとしてまた呼ばれたとき
「ごめんなさいね、遅くなって」と言われた。
「タイミングが悪かった涙」と、受付の人には聞こえたか分からないくらいの小声で呟いて、住所の変わったカードを受け取り、走って役所を出た。
家に帰ってきたら、どうやら会議に一つ参加できてなかったみたい。どうなってたかは知らない。
なんでこうなんだろ人生って思った。
大人のひとり遊び100選
インドア系
図書館で3時間過ごす
朝から純喫茶でモーニング
本屋の文庫コーナーを全部眺める
美術館で1枚の絵だけをじっくり見る
地元の神社でぼーっとする
植物園で名前を覚えずに眺める
猫カフェで本を読む
映画を1人で観に行く
暗い部屋でキャンドル1本だけつけて過ごす
散歩系
駅から降りたことない街で降りて歩く
地図を見ずに左だけ曲がって散歩する
線路沿いをずっと歩く
商店街で一番古そうなお店をのぞく
橋を渡るだけの散歩
夕焼けを見るだけの散歩
名前がかわいいお店を見つける旅
開店前のカフェを外から見るだけの散歩
通ったことない路地に入る
自転車で行けるギリギリの距離まで走る
食べる系
コンビニのおにぎり全種類制覇チャレンジ
ひとり焼肉に行ってみる
カフェのケーキ3種類頼む
テイクアウトして公園で食べる
パン屋で買ったことのないパンを全部買う
昼からビールを1杯飲む
夜にひとりラーメン遠征
給食のメニューを再現してみる
創作系
テーマを決めて写真を撮りながら散歩
架空の日記を書く
1時間ポエムを書く
気になるフォントを探して歩く
喫茶店レビューを記録する
架空の商品ポスターを作ってみる
1日を詩にまとめてみる
本の帯を自分で考えてつくる
自作スタンプを彫ってみる
今日見たものを10個だけメモする
知的好奇心系
公民館の掲示板を見る
街のフリーペーパーを読み比べる
知らないジャンルの本を3冊借りてパラ見する
ラジオで流れた曲の歌詞を調べる
古本屋で昔気になってた本に再会する
近所の史跡を調べて見に行く
1人英語カフェごっこする
博物館で「家に飾るなら何か」目線で歩く
100円ショップで生活の知恵を探す
ランダムなYouTube講義を1時間見る
労り系
スーパー銭湯でゆっくりする
岩盤浴でぼんやりする
よもぎ蒸しを体験してみる
リフレクソロジーに行く
日帰り温泉にひとり旅
枕を選びに行く
マッサージチェアに30分座る
静かな場所でストレッチと昼寝
お香を焚いて深呼吸するだけの時間
ひたすら脚をもむ
観察系
文房具店でお気に入りペンを探す
雑貨屋ですてきなものを探す
古着屋で昔の自分が着てそうな服を探す
近所のスーパーをゆっくり探索
ホームセンターで住みたい部屋を妄想
無印良品を歩きながら哲学をする
駅ビルの端から端まで歩いてみる
コスメカウンターで香りだけ試す
ドラッグストアで成分を読み比べる
大きな本屋でジャンルごとに歩く
気分系
架空の旅人になりきって散歩する
雑誌の取材風に自分を撮影する
コーヒー屋で作家気分でノートを書く
白シャツでフランス映画ごっこして歩く
街中で物語のはじまりになりそうな場所を探す
カメラを持っている人っぽく街を歩く
雨の日に傘の下で詩を読む
書き出しだけで終わる小説を何本も書く
映画音楽を聴きながら景色を眺める
映画の中のモブ気分で動画を撮る
ルール系
3色だけで1日食事する縛り
10分でどれだけ道を変えられるか選手権
100円以内で自分を喜ばせる選手権
架空インタビューごっこ
ランダムに駅を選んで降りてすぐ帰る
絶対に知人に会わなそうな街で過ごす
名前がかわいい食べ物だけ食べる日
昔の失敗に会いにいく旅
カフェで他人の会話を漫画化
一番小さな看板を探す旅
自然系
朝5時に起きて近所を歩く
雨の日に音だけを聞きに行く
川の流れをじっと見る
木の根元だけを撮る
虫を観察する
落ち葉や石を集めて名前をつける
土手で寝る
月がよく見える場所を探す
雲の時間を5分だけ撮影
野草を調べる
■
ラッコになりたいと思っていた。
ぷかぷかと浮かんで、ご飯を美味しそうに食べて、お昼寝をして、一番いい生活だと思ってた。
でもラッコ(飼育下の)は、楽しくストレスなく生活できるように、飼育員さんに管理してもらっている。
適度に頭を使い、ごはんをもらう。
水槽の環境も整えてもらう。
それはラッコの自由と引き換え
もし、ラッコが本当はタコを食べたかったとしても、食べられることはない。
私のことを世話してくれるのなんて私しかいない
自分のことは自分でちゃんと楽しく過ごせるようにしないとなんだろうな
歌集 6月
雨だったら 雨だったねって
その辺の喫茶店に入りたいだけ
誕生日
わたしだけが知ってる、この一年のこと。
コンビニで買った 桃と紅茶のケーキは
甘ったるくて 半分でもうよかった
いつまでも いつまでで いいじゃないか
よだれがでるくらい 毎日熟睡したい
ぬるま湯に手を入れて
茹で上がったもやしを掬うのが楽しかった
「革命を起こすんだ」と口ずさみながら
ビニール袋を手にはめて アボカドを切る
6枚切りの食パンを3枚しか食べないうちに
いつのまにかカビが生えるんだ
眠れない今日も眠れない
かたちを失いそうになる
いやなことは全部捨てよう
寝台列車の食堂車 意味のある場所
好きな人とローマの休日を見るだけでいいのに
明らかにチャージされる最高のライブ
人生がうまくいかなくて
楽しいと思えることがなくなって
なんだか最近涙が止まらなくなった
あなたのことを思い出してしまったよ