受付で呼ばれなくてかなしくなった
今日は転入届の手続きをしに役所に来た。
受付をしているとき、隣でおじさんが「1時間もかかるのか。まだか。いつ呼ばれるのか。」と、ちょっと怒ってて、受付の人もちょっと怒ってた。短気だなあと思った。
わたしも椅子に座って待っているけど、2時間くらいになっても呼ばれない。イライラしてきたし、いつになったら呼ばれるのか聞きたくなってきた。
1時間あれば終わると思って、昼休みに来たから、会社に中抜けしますとも言っていないし、午後のスケジュールもよく確認せずに来た。会議とかあったらどうしよう。
一旦帰ってもいいですかって言おうかな。でもそしたらいつ来れるんだ。平日しかやっていないならいつでも同じ事だ。
お腹も空いたし、トイレも2回目行きたいくらいだ。14時になっても呼ばれなかったらもう帰りたい。なんだか一緒に待っていた人もみんな入れ替わった気がした。私の番号飛ばされているんじゃないかと錯覚するほどだった。涙が出そうになる。
流石に目を瞑って眉間に皺を寄せてしまうし、受付の方を睨んでしまう。
でもさっきの切れているおじさんのようになりたくなくて、自分を押し殺して我慢して待ってしまった。
「715番の方いますか?」
「はい。」
「随分前に呼んだんですけど、どこか行かれてましたか?」
「行ってないです。トイレ行ってましたかね。」
どうやらもう呼ばれていたみたいだった。
随分前に呼んだんですけどって、じゃあトイレに行っていた時だろう。
それなら、1時間くらい無駄に待っていた。
流石にしんどすぎる。
流石に愛想良くできなかった。大声で喚き散らしたいくらいだった。
大丈夫ですと言うことも、怒ることもできずに、深呼吸だけした。
来てから2時間半経っているし、あのタイミングでトイレに行ったことも、再度呼んでくれなかったことも、呼ばれてないか確認しなかったことも、待たせてしまったと思われていそうなことも、気持ちを押し殺して我慢して待ったことも、すべて悔しくて泣きそう。
ラジオがあったら絶対に話す。話さなければやっていられない。
やけくそで窓口で暗証番号入力などをした。
再び待合に戻ってちょっとしてまた呼ばれたとき
「ごめんなさいね、遅くなって」と言われた。
「タイミングが悪かった涙」と、受付の人には聞こえたか分からないくらいの小声で呟いて、住所の変わったカードを受け取り、走って役所を出た。
家に帰ってきたら、どうやら会議に一つ参加できてなかったみたい。どうなってたかは知らない。
なんでこうなんだろ人生って思った。