会社が苦手だ。確信した。
人が集まるところが苦手だ。
うるさいときは周囲の人がなにを話しているのか、悪口を言っていないか、私の知らない有益な情報を言っていないか、など全く現実的でないことを気にして気が散る。
静かなときは、自分の声は今出るだろうか、話しかけたいけど静かすぎて自分の声が変になるのではないかと、自意識過剰の無意味な心配をして、頭がおかしくなる。実際、それまで全く声を発していないし、どうでもないことなのに緊張をしすぎて変にはなる。
小学生の頃からずっとだ。教室も苦手だった。でも教室などの空間ではないバイトも苦手だった。
人が周りを気にしていない風で、気にしている空間(実際にそうかは不明だが、私はそう感じる)が苦手なんだと思った。
人が多ければ多いほどそれの感じが強くなる。
ただ少人数でも関係性によってある。
一方で人がどれだけ多くても、他人ならば全く気にならない。
いや、やはり全員が他人だとしても、教室のような空間は苦手だった。
それは後ろから視線を感じるからだ。実際には誰も見ていない、気にしていないというのが主だと思う。
ただ、見ているか見ていないかというのは重要ではなかった。
私の背後にいる大勢の人の目から出ているなにか(後頭部で感じている)、柔らかそうでまたは鋭そうで、眩しそうななんとも言えない空気が私を緊張させる。
つまり、私は人に背後を取られないように位置すればいいと気づいた。
